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「アパレルと工場の共同目指す (2013年8月8日繊研新聞掲載)

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本社工場で、メンズカジュアル主力に衣料品の製品染めと製品2次加工に取り組む。

父の野村末廣社長が創業した工場で幼いころからものづくりを身近に感じて育った。異業種で働いた後、「自然に製造の仕事に入っていった。」専務に就任した頃から、染め以外に、型を使ったピグメントプリントを増やした。

プリントの取り扱い型数は100種類を超え、比率は5年で30%になった。カチオン化も進め、綿からポリエステル、シルクまで幅広い素材に対応できるようにした。「製品への”風合い出し”が加工屋の武器になる」と、加工仲間と開く合同展などを通じ、アパレルやOEM(相手先ブランドによる生産)メーカー、セレクトショップまで取引先を広げる。年間100万枚を加工、「今後はレディスも増やしたいが、数量よりも中身で勝負したい」という。

取引先の企画担当者が持ち込んだカットソーやシャツに、バイオ加工やグラデーション染め、ブリーチ加工などで「デザイナーがイメージする商品に仕上げる技術を提示し、共同で作り上げる」。例えば、柔軟材の選別やバイオ加工の時間を厳しく計量し、通常は2次加工が難しい麻の加工なども受ける。

一定の実績がある取引先は現場の社員に担当を委譲し、企画・製造の担当者と直接やり取りさせる。製造や納期に対する責任と対応力を培うためだ。一方で「お互いの立場を尊重しないような取引を要求する企業には、役員としてきちんと対応する」。企画と現場が対等に、共同で取り組むことで、「日本人としての感性を活かし、いい物を作ろうという気持ちで取り組める」。

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