大垣市入方の日新小学校4年生36人が17日、同市大外羽のシイタケ農園を訪れ、栽培方法について学んだ。

地元の産業について理解を深めようと、総合学習で春にカモミール栽培を学んだのに続き、今回初めてシイタケを取り上げた。

訪れたのは大垣化染の染色工場。同社は染色の傍ら排熱を利用したシイタケ栽培に乗り出し、「のむさん農園」の名で出荷を本格化している。

子どもたちは事前に家の台所やスーパーにあるシイタケについて調べ学習をして、農園を訪問。野村末廣社長(66)からおがくずや米ぬかを混ぜて菌床を作ることや、気温20度ぐらいが最も生育に優れていることなど栽培方法の説明を受けた。収穫も体験し、菌床からシイタケが育つ不思議さに思いを巡らせていた。

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